シアリスジェネリックと器質性EDの相性はいかに!?
EDの原因は様々あり、その中でも器質性EDは体に何らかの問題があって起こる物とされています。
器質性EDといっても、体にどんな問題があるのかというのも個人差があります。
このタイプのEDの場合もシアリスジェネリックは有効ですが、症状によっては効果が期待できないケースも。
器質性EDとは具体的は何か、またシアリスを使用した場合の勃起効果について説明していきましょう。
Contents
器質性EDは身体にどんな問題がある?
器質性EDは老化によるものや病気、ケガなどが原因で起こります。
そもそも勃起というのは、以下の段階を経て成功するものです。
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脳から勃起の指令を神経伝達が伝える
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ペニス周りの血管が拡張され、血流増幅
↓
ペニスへ血液が流れ込み、維持。勃起となる
ところが体の機能に何らかの問題があると、勃起が難しくなってしまうのです。
ひとつひとつ詳しく原因を見ていきましょう。
加齢による血管の老化でEDに
若い人は肌に弾力があるように、血管も柔らかく伸縮性があります。ところが血管は加齢によって硬くなっていきます(動脈硬化)。固くなった血管は、勃起時に必要な血管拡張がうまくいきません。またペニス周りの血管は特に細く、その影響が顕著に現れやすいのです。
血管が細くなるため、ペニスに充分な血液が送り込まれにくくなってしまいます。
男性ホルモンの低下もEDに関係している
男性ホルモンのひとつテストステロンも、EDに関係しています。テストステロンは男性的な体つきを作るほか、性欲・勃起力を高め、精子の産生などの性機能にも大きく関わっているホルモンです。
実はこのテストステロンも加齢と共に低下し、30歳ごろから徐々に分泌量が下がっていきます。
加齢によるテストステロンの低下もEDに関わっています。
生活習慣病とEDが合併する場合もあります
糖尿病、高血圧などの生活習慣病もEDの原因に。
糖尿病患者のED合併率は79.5%です。血糖値が高いと、血管壁や血中のたんぱく質の糖化が起こります。血管の弾力性が失われ、血中の成分が血管壁に付着するため、勃起がしにくくなる動脈硬化からのEDを引き起こしやすくします。
また高血圧の合併率も70%と高いです。高血圧によって陰茎の動脈が障害を受けると、ペニスへ十分な血液が送り込まれなくなるためED症状が現れやすくなります。
生活習慣病の原因「肥満」も!
肥満はEDと関係している可能性がある事が分かっています。
BMIの値が高いほどリスクが上昇。
BMI値が30以上ある人は30以下の人よりも1.7倍ED発症のリスクがあると海外データがあります。
神経障害によっておこるED
事故のケガや手術によって、陰茎部の神経の断裂・脊髄損傷・骨盤の損傷が原因でEDを引き起こす場合が多いでしょう。
また糖尿病性神経症、脳卒中、パーキンソン病、てんかん、多発性硬化症などの神経障害がある場合もEDを引き起こす可能性が高くなります。
なぜなら性的刺激を受ける抹消神経や、それを伝える抹消神経によって勃起はコントロールされているからです。
シアリスジェネリックは器質性EDに効果はある!?
シアリスジェネリックは器質性EDにも効果的です。
27~74歳のED患者に対して行なわれた臨床試験で、有効成分のタダラフィルは有効である事が認められています。
タダラフィルには血管拡張・血流促進の効果によって勃起をサポートする効果があります。
勃起は、ペニス周辺の血管拡張と、血流アップが肝。
器質性EDの場合は、血管が硬くなり、血流が悪くなる事で引き起こされる場合が多いです。タダラフィルの働きによって血管を広げ、ペニス周りの血の巡りを良くし、勃起へ導いてくれます。
器質性ED×シアリスジェネリックの注意点
事故や手術による神経障害が原因で起こるEDで、もし効果が得られなければ、血管や神経が完全に断裂している可能性があります。
その場合はシアリスジェネリックの効果は期待できないため、陰茎に直接注射をするICI療法という手段があります。
またタダラフィルの併用注意薬の中には、降圧剤など高血圧の治療薬も含まれています。
持病があって治療をしている場合は、併用してもいいのかを必ず医師に相談しましょう
いかがでしたか?
器質性EDの場合、基本的にはシアリスジェネリックは効果的ですが、一部の症状では効果が期待できなかったり、注意が必要な場合もあります。
自分の症状をしっかりと把握し、シアリスジェネリックをED治療に活用していきましょう。